婚礼レポート

「佐原商家町ホテル NIPPONIA」は、地元の蔵元である「馬場本店酒造」の元酒蔵を改修した、歴史建築特有のあたたかみが感じられる建物です。日本らしさと趣感じる雰囲気がありつつも、デザイン性のあるインテリアや内装が施され、他にはない和モダンな雰囲気を魅力に感じてくださったおふたり。派手な結婚式というよりは、アットホームでゲストの方々との距離が近い結婚式をご希望されていたこともあり、「佐原商家町ホテル NIPPONIA」をお選びくださいました。

ワンちゃんが大好きなおふたりは、挙式で「愛犬の2匹からの承認の言葉をもらおう！」と動画撮影を行われました。承認の言葉として、ワンちゃんの声を録音するということで、かなり苦戦をされていましたが、家族である2匹の愛犬が活躍するようにと、工夫されているおふたりもまた楽しそうな打ち合わせ期間を過ごされました。

おふたりが選ばれた挙式のスタイルは宴内和婚式。披露宴会場でアットホームに、大切なゲストの方々へ結びの誓いをするというセレモニーの形です。そんなおふたりの「大切なゲスト」の中には、もちろん愛犬2匹も含まれています。証明書にはあらかじめ愛犬2匹からのスタンプをもらっていたおふたり。そしておふたりの結婚の承認も、なんと愛犬から！「ふたりの結婚を認めますか？」という問いかけに「ワンッ！」と返事をする2匹。事前に撮影された心温まる動画は、オリジナリティ溢れる演出となりました。

さらにリングガールを務めた新郎様の姪御様はラジコンカーで登場。この日を心待ちにしていた新郎お母様からのサプライズ。ゲストの方々にとっても、おふたりにとってもユーモアいっぱいの明るい挙式となりました。

愛犬のアクリルスタンドを手作りされ、「いつも近くに感じられるように」とおふたりの傍に飾られていたご披露宴。結婚式当日のカメラマンも、大の犬好き。ご披露宴の様々な瞬間に、2匹の愛犬のアクリルスタンドを登場させて、写真を撮影しました。

ウエディングケーキの入刀では、ウエディングケーキにワンちゃんにかじられたような跡を2か所！「え？この食べかけの跡は…？？」と司会の方に場を盛り上げていただき、愛犬2匹もまるでご披露宴に来ているような素敵な演出に。

サンクスバイトでは、両家のお母様へ感謝の一口を。待ち望んだおふたりの門出の1日。新郎様のお母様は涙を流して、このときを嚙み締めていらっしゃいました。

演出としてゲスト参加型の「サンドアート」と「植樹の儀」を実施されました。ゲストおひとりおひとりにご参加をいただくことで、その場にいる全員にとって思い出に残る演出に。さらに、おうちに持って帰ることのできる世界に1つだけの記念品が2つもできました。結婚式で感じた気持ちを忘れることなく、いつまでもこの日の感謝や喜び、愛情を胸に、暮らしていかれることかと思います。