婚礼レポート

挙式スタイルは、神前式をご希望されていたおふたり。朱色の鳥居と緑色の木々のコントラストが映える、香取神宮を挙式会場にお決めになりました。そして、その香取神宮からほど近い場所に位置する佐原商家町ホテルNIPPONIAを、披露宴の場に。アットホームな空間を演出できる当会場だからこそ、おふたりとゲストの皆様との絆を、これまでより一層深めていただけます。

ご列席くださるゲストの皆様が緊張せず、リラックスしていただけるような結婚式にしたいとお話されていたおふたり。お子様にも多くお越しいただくことから、キッズスペースを設けることをお考えになり、お子様とその親御様にご負担のないようにご配慮くださいました。また、おひとりおひとりに心から楽しんでいただけるようなゲスト参加型の演出を盛り込み、“ゲストファースト”というお考えのもと、おふたりでしっかりとご準備くださいました。

挙式では、白無垢をお召しになった新婦様。伊達衿には赤の差し色をしのばせ、ヘアメイクは洋髪スタイルに。新郎様は紋付袴を凛々しく着こなされ、おふたりともに洗練された、おしゃれで美しい佇まいでした。神前式ならではの緊張感のなかで式は執り行われ、おふたりは夫婦のご縁を固く結んでいらっしゃいました。

披露宴会場は、夏をイメージしたコーディネートに。フラワーは明るいおふたりのイメージにぴったりなひまわりを使用し、ペーパーアイテムにもひまわりをあしらいました。また、テーブルクロスにはネイビーをチョイスされ、爽やかな印象に。季節感を大事にした、素敵なコーディネートにまとめあげました。そして、ゲストの皆様に振舞うお料理にも、夏らしさを感じさせるこだわりが。前菜、海の幸のジュレ『ひまわり』は赤・黄・オレンジの３色をご用意し、ゲストの皆様にランダムでご提供いたしました。メインのお肉料理には白いお皿をチョイスすることで、ズッキーニやパプリカなどのカラフルな夏野菜たちを、より一層鮮やかに魅せます。舌と目と心で味わう、こだわりのつまったお料理の品々でした。

ほほえみの表情をお顔に浮かべながら、おふたりでケーキ入刀。まずは新郎様と新婦様のファーストバイトが行われました。その後はサプライズで、新郎様と新婦様それぞれのお母様へサンクスバイトも行われ、会場は和やかな雰囲気に包まれました。また、ゲストの皆様に楽しんでご参加いただける演出として、ウエルカムスペースにウエディングキャンバスをご用意。「結婚生活で大切だと思うこと」をテーマに、青は「協力」、緑は「お金」、ピンクは「愛情」と絵具の色にそれぞれ意味を持たせ、ゲストの皆様に思い思いに線を描いていただきました。絵具に想いを乗せたゲストの皆様の手によって、世界でたった一つのウエディングキャンバスが完成いたしました。

新婦様はマーメイドラインのウエディングドレスに、新郎様はグレーのタキシードにお色直しをされ、ご入場されました。新婦様のお手元には輝くようなひまわりをかたどったバルーン、そして新郎様の腕の中にはひまわりのワンピースに身を包んだ愛らしいお子様のお姿が。フォトラウンドで各テーブルを訪れながら、お子様をお披露目なさっていました。幸せそうなお三方のお姿を写真に収めるために、会場中のカメラのシャッターが止まらないご様子で、ゲストの皆様の笑顔があふれていました。ご家族へ感謝の想いを綴ったお手紙は、新郎様新婦様ともにご用意されていました。お手紙を読み上げながら目に涙を浮かべた新婦様と、その新婦様にそっと寄り添う新郎様のお姿が大変印象的でした。